バナナは“上向き”に実る理由
どうして重力に逆らって伸びていくの?

はじめに
バナナの房をよく見ると、
ひとつひとつの実が 上向き に育っていることに気づきます。
「なんで下に垂れないの?」と不思議に思う方も多いはず。
実はこれ、バナナが持っている
“光に向かって伸びようとする性質” が関係しているんです。
バナナは光に向かって伸びる
植物には、光のある方向へ伸びようとする
向光性(こうこうせい) という性質があります。
バナナの実も同じで、
太陽の光を感じると、
自然と上へ、上へと向かっていきます。
重力に逆らっているように見えるけれど、
バナナにとっては“自然な動き”。
光に向かって手を伸ばすように、
ゆっくりと上向きに育っていく姿は、
なんだか健気でかわいらしい。
上向きに育つと、こんないいことも
上向きに実ることで、
ひとつひとつのバナナに光が当たりやすくなり、
色づきや成長にも良い影響があります。
また、房全体が広がるように育つので、
風通しもよくなり、
病気を防ぐ助けにもなると言われています。
自然の中で生きるための、
ちょっとした工夫のようなもの。
さいごに
重力に逆らって上向きに育つバナナ。
その理由を知ると、
いつものバナナが少し違って見えてきます。
光に向かって伸びていく姿は、
まるで前向きな気持ちそのもの。
